オムナグサ Drymaria cordata 
ナデシコ科  Caryophyllaceae  
ヤンバルハコベ属   Drymaria 

             
               茎が分岐し、30cm程度まで伸びて匍匐したのを見かけた。沖縄などに在来するヤンバル
         ハコベ D. diandraと同じ物と思っていたが、こちらは、花蕾が長楕円形で先が尖り、ガク
         片は平滑な狭卵形で、1蒴果中の種子数が7~8個、直径が0.7~0.8mmなのに対し、ヤン
         バルハコベは花蕾が倒卵形で先が円く、ガク片の背面が竜骨状であること、そして、1蒴
         果中の種子数が1~2個で、直径が1.5mmと大きい(参考文献:日本帰化植物写真図鑑
         第2巻)ことで見分けられるようだ。 
花期:通年 
分布:南米の太平洋岸~ガラパゴス 
撮影:マサテペ Masatepe 2008.11.18