ニカラグアの動植物
オーストラリアの植物
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今月の花-2011.11.11-1 |
2011年11月11日 23時40分 |
タネガシマムヨウラン(種子島無葉蘭) Aphyllorchis montana Reichb. f. |
無葉の腐生ランで、葉緑素を持っていません。この株の草丈は40cm程度でしたが、60~80cm程度にもなるようです。普通は単生するのですが、この株は株立ちになっている様子でした。
大隅、高隈山、種子島、沖縄、石垣、西表、西インドに分布するようです。
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撮影:2011.9.28 沖縄県名護市 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae タネガシマムヨウラン属 Aphyllorchis 絶滅危惧Ⅱ類(環境省) |
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林内でスックと立ち上がって、うす黄色の花を咲かせているのは驚嘆です。割合に花期は長く、11月初旬でもまだ蕾の株も見られます。
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今月の花-2011.11.10-2 |
2011年11月10日 22時07分 |
カゴメラン(籠目蘭) Goodyera hachijoensis var. Matsumurana (schltr.) Ohwi ex Hats. et Amano |
葉の編み目が美しい地生ランです。森林の樹下に生育します。草丈は10~20cm程度になり、ほとんど単生し、淡紅白色の小さな花を多数咲かせます。沖縄各島(琉球植物誌には各島となっており具体的には不明)、屋久島、甑島に分布するようです。
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撮影:(左)2007.12.15 沖縄県大宜味村、(右)2007.11.3 沖縄県大宜味村 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae シュスラン属 Goodyera |
ハチジョウシュスラン(ヤクシマシュスラン)が基本種となっていますが、沖縄ではカゴメランの方が一般的に見かけられます。 |
今月の花-2011.11.10-1 |
2011年11月10日 18時45分 |
タカサゴサギソウ (高砂鷺草)Habenaria lacertifera (Lindl.) Benth |
道路工事で切り取られた斜面で咲いていました。
草丈は20cm程度になります。花は淡緑色で半開します。唇弁から直角に両側へひげを伸ばしています。
沖縄、石垣、西表、屋久島?、台湾、南中国~インド、マレーシアに分布するようです。
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撮影:2011.10.10 沖縄県国頭村 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae ムカゴトンボ属 Habenaria 絶滅危惧IB類(環境省) |
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今月の花-2011.11.9-4
2011年11月09日 23時50分 |
ダイサギソウ(大鷺草) Habenaria dentata (Sw.) Schltr. |
高さが30~50cm程度になる地生ランです。日当たりのいい草地に生育していました。10輪前後の花をつけます。関東南部以西南、奄美、徳之島、沖縄、石垣、西表、台湾、南中国、インドシナ、ヒマラヤに分布するようです。 |
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撮影:2011.10.10 沖縄県国頭村 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae ミズトンボ属 Habenaria 絶滅危惧IB類(環境省) |
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白い花にはいかにも白鷺が群れ飛ぶのを連想させられます。道路沿いの草むらでよく見かけるので盗掘されるのが多く、毎年悲しい思いにさせられます。 |
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今月の花-2011.11.9-3 |
2011年11月09日 23時20分 |
リュウキュウサギソウ(琉球鷺草)(イトヒキサギソウ) Habenaria polytricha Rolfe |
沖縄の山原の森の林道沿いに咲いていた地生ランです。草丈は30cm以上になります。酸性土壌の山や石灰岩の山でも見かけるので、土壌をあまり選ばないのではと思います。
沖縄島以外に奄美、徳之島、伊平屋、石垣、西表、台湾、フィリピンに分布するようです。
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撮影:2011.10.10 沖縄県国頭村 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae ミズトンボ属 Habenaria 絶滅危惧IB類(環境省) |
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花には長いひげが有るので、サギと言うよりは緑色のアシナガグモが獲物を待ち受けているのを連想します。 |
今月の花-2011.11.9-2
2011年11月09日 04時30分 |
イリオモテヒメラン(西表姫蘭) Malaxis bancanoides Ames |
高さが20~30cm程度になる地生ランです。グリーンタイプの株と紫を呈したタイプが有ります。花も黄色から赤のタイプが見られます。石垣、西表、台湾、フィリピンに分布するようですが、沖縄島でも見かけたとの情報も有ります。 |
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撮影:2011.10.22 沖縄県西表島 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae ヤチラン属 Malaxis |
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ムラサキチュウガエリの異名を持つとおり、唇弁が上になって咲きます。現在はホザキイチョウラン属 Microstylisからヤチラン属 Malaxisに変更されています。 |
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今月の花-2011.11.9-1
2011年11月09日 04時20分 |
ハチジョウシュスラン(八丈繻子蘭)(ヤクシマシュスラン) Goodyera hachijoensis Yatabe |
またまた沖縄の地生ランです。草丈は10cm程度でした。葉の中央部が細かい網目状を呈し、多数の小さなかわいい花を咲かせていました。八丈島、大隅、薩摩半島南部以南の奄美大島、徳之島、沖縄島、伊平屋島、久米島、石垣島に分布するようです。 |
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撮影:2011.10.22 沖縄県西表島 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae シュスラン属 Goodyera |
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カゴメランと言うのも有りますが、学名上はこの種が基本種になります。 |
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今月の花-2011.11.6-2 |
2011年11月06日 23時30分 |
ヤクシマアカシュスラン(屋久島赤繻子蘭) Hetaeria yakushimensis Masamune, pro syn. |
高さが10~30cm程度になる多年生の地生ランです。10月中旬頃に、ヤンバルの樹林下で小さな花を3~20花程度つけ咲いていました。深緑色の4~7葉を互生する。葉柄は赤色を帯びる。奄美、徳之島、沖縄、石垣、西表、台湾に分布するようです。 |
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撮影:2011.10.9 沖縄県国頭村 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae シロスジカゲロウラン属 Hetaeria 絶滅危惧IB類(環境省) |
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今回は、ヤクシマアカシュスランを撮影したいと仲間に要望し、自生地に入りました。咲き始めていましたが、開花の順序は頂部から始まるような気がしました。
今月の花-2011.11.6
2011年11月06日 19時45分 |
タイワンエビネ(台湾海老根) Calanthe formosana Rolfe |
うす黄色の花が穂状に咲く美しい花です。沖縄の沖縄島北部では乱獲され絶滅状態で見受けられません。西表島では数ヶ所に産すると言われていますが、個体数は年々減少しているようです。我々の子孫が自然状態で見られるように残しておきたい花です。、 |
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撮影:2011.10.23 沖縄県西表島 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae エビネ属 Calanthe 絶滅危惧IA類(環境省) |
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西表島の山中で撮影しました。森の中は少しばかりひんやりとしてきていましたが、まだまだ残暑が厳しい状況でした。
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今月の花-2011.11.4
2011年11月04日 20時39分 |
カゲロウラン(蜉蝣蘭) Hetaeria agyokuana (Fukuyama) K. Nakajima |
高さが15~20cm程度になる地生ランです。10月中旬頃に、ヤンバルの樹林下でひっそりと目立たない小さな花を10花程度つけ咲いています。沖縄、石垣、西表、台湾に分布するようです。 |
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撮影:2011.10.16 沖縄県国頭村 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae ヒメノヤガラ属 Hetaeria 絶滅危惧II類(環境省) |
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私の拠点は沖縄本島です。当然ヤンバルの山へ行くのが多くなります。10月は、ここ沖縄はまだ暑く、汗をびっしょりかきながら山中を歩き回りました。ハブを気にしながらですから安全のために長靴は必需品です。
今月の花-2011.11.3
2011年11月03日 22時07分 |
シマシュスラン(島繻子蘭)(オオシュスラン) Goodyera viridiflora Bl. var. ogaatai Liu et Su |
沖縄の山原の森で咲いていた地生ランです。草丈は10cm程度の小さな植物で、普通は左側の様な淡紅色の色ですが、グリーンの花も有りました。
大隅半島、屋久島、種子島以南(奄美、沖縄、石垣、西表)、台湾、比島、マレーシアに分布するようです。 |
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撮影:2011.11.2 沖縄県国頭村 |
カテゴリー:ラン科 Orchidaceae シュスラン属 Goodyera 絶滅危惧IB類(環境省) |
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過去に撮影した写真を含めて少しずつ紹介したいと思っています。
独自に作成するのは初めてなので、練習も兼ねながらスタイルも変えていきます。
今週はヤンバル(山原)の山に行ってきました。カゲロウラン、ヤクシマアカシュスラン、オキナワヤブムラサキ、マルバハグマ(オキナワテイショウソウ)、アリモリソウも咲いていました。
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