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今月の花-2013.8.3-4
2013年8月3日23時50分 |
ホザキヒメラン(穂咲姫蘭)(キザンヒメラン,イシガキヒメラン) Malaxis latifolia Smith
ラン科 Orchidaceae ヤチラン属 Malaxis 絶滅危惧IA類(環境省) |
茎は接在し高さ10cm 位、肥厚し、葉は4~5枚。葉身は長楕円状楕円形、長さ12~22cm、幅 4~7 cm。葉柄は幅広く、長さ4~7 cmの鞘部を有し、帯紫色。花茎は丈夫で高さ20cmに達し、花軸は長さ5~20cm。花は小形、密生、包は長さ5
mm位で反曲する。花は帯黄緑色で多少紫彩があり、萼片と花弁は前方に弯曲し、上方萼片は長さ3 mm、 幅 1 mm、 側萼片は長さ3 mm、 幅1.5mm。
花弁は長さ3.5mm、 幅 0.5mm。 唇弁は長さ幅共に2 mm 位、 3裂、中央裂片は狭く、側裂片は幅広く、鈍頭、耳はない。西表(初島23078)。―台湾、南中国、印度~マレーシア(琉球植物誌追加訂正版
初島住彦著から引用)。 |
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撮影:2013.7.29 沖縄県西表島
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昨年は台風で2回もキャンセルになり、漸く撮すことが出来ました。石垣島にもあるようです。
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今月の花-2013.8.3-3
2013年8月3日 23時20分 |
キバナノヒメユリ(黄花野姫百合) Lilium callosum S. et Z. var. flaviflorumm Mak.
ユリ科 Rubiaceae ユリ属 Lilium 絶滅危惧IA類(環境省) |
茎は単立上向し、高さ30~80 cm、径 2~3 mmとなる。葉は線形または線状披針形、長さ6~12 cm、 幅2 ~4 mm、 やや鋭頭、無柄、
3~5脈。花は茎の先端に1~2個を生じ傾垂して黄色を呈する。花被片は中央部以上は開出反曲し、線状へら形で爪部とともに長さ3~4 cm、 幅 5~6
mm、 鈍頭、爪部は長さ1~1.5 cm 位。雄芯は6個、花糸は糸状、長さ2~2.3cm、径 1 mm 位、扁平、葯は黄色で長楕円形をなし多少弓曲し長さ6~8
mmに径 1.5mm 位。子房は細長い円柱状で長さ1.4 cm 位に径 2 mm 位、花柱は長さ1cm 位で先端は多少ふくれ、柱頭は2岐し裂片は半円形で長さ2~3
mm。 沖縄(まれ)、久米。―日本(肥前、五島列島)、台湾。基本種のヒメユリは花が赤黄色で日本、南鮮、アムール、満州、中国に分布する(琉球植物誌追加訂正版
初島住彦著から引用)。 |
撮影:2011.8.24 沖縄県本島 |
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撮影:2012.8.16 沖縄県本島 |
撮影:2011.12.2 沖縄県本島本島 |
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今から35年前程前に、恩納村で咲いているのを見ていたのですが、10年程して行ってみると公園化され全て消えていました。久米島でも残っているのかな?しかし、外の離島にも自生地があるようです。
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今月の花-2013.8.3-2
こちらは沖縄の冬の花です。小指の先くらいの花ですが、草むらの中でも濃い黄色なので割合に目立ちました。
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今月の花-2013.8.3-1
2013年8月8日 22時30分 |
キンバイザサ(金梅笹) Curculigo orchioides Gaertn.
キンバイザサ科 Hypoxidaceae キンバイザサ属 Curculigo |
根茎は筒状または伸長し長さ30 cmにおよび割合に太い。葉は披針形、長さ10~45 cm、 幅 1.2~2.5 cm、長柄または短柄を有しまれに無柄(長さO~15 cm)、,膜質、縦に扇だたみし、はじめ葉柄と共に白色の長毛をやや密生しているが後にはやや無毛となる。花茎は棍棒状で扁平、通常葉鞘にかくれ長さ2.5 cm 位で白色の長柔毛を有する。花はやや無柄で2列生、最下の2個は有性で他は総て雄性、黄色、包は披針形で膜質、子房は小形で葉の基部内にあって長柔毛を有し各室に6~8個の卵子があり、柄部と花被だけは地上にでている。室果は長楕円形で半ば地中にかくれ、 1~4個の種子を有し、先端は長いくちばしとなる。種子は長楕円形、長さ3mm 位、黒色で光沢がある。各島。―日本(中国地方西部、四国、九州)、台湾、中国~印度、マレーシア、濠州(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)。
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撮影:2012.8.16 沖縄県恩納村 |
海岸線沿いの隆起珊瑚礁の岩陰で咲いていました。
ここ沖縄も例年にないすごい暑さが続いています。この地球どうしちゃったのかな?
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