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素人の横好きでこのサイトをやっています。間違い、ご意見等有りましたら連絡ください。tsugu0619@yahoo.co.jp
今月の花-2015.1.31-3
2015年1月31日23時5分
ヤエヤマアオキ(八重山靑木) Morinda citrifolia L.
    アカネ科 Rubeaceae  ヤエヤマアオキ属 Illicium
     絶滅危惧II類(沖縄県)
 通常海岸に生え高さ3~10 mに達する無毛の小高木、小枝は太く4稜形。葉は対生、革質、楕円形~長楕円形、長さ12~25 cm、鋭尖頭または鋭頭または鈍頭、全縁、表面は光沢がある。葉柄は長さ1cm以下。托葉は大きく広楕円形~半円形、鋭頭、全裂または2~3裂する。花梗は1つおきに葉と対生し、長さ1~3 cm。 頭状花序は密花、卵円形または円形、花時の径1~1.5 cm、萼筒は切頭、往々長さ1~8 cmに達する倒披針形~へら形の白色の葉状の萼裂片を有する。花冠は白色、長さ1 cm 位、径1cm位、裂片は5個、葯は1部抽出する。液質の集合果は卵円形で熟して白色または帯緑白色となり、長さ3~6 cm。沖縄群島、大東島、八重山群島。―台湾、南中国~印度、マレーシア、濠州およびポリネシア(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)

撮影:2012.1.19 沖縄県西表島

撮影:2012.1.19 沖縄県西表島
 
撮影:2014.4.12 沖縄県石垣島

 ノニの名で栽培され、健康飲料として利用されるようになっています。

今月の花-2015.1.31-2
2015年1月31日22時20分
ヤエヤマシキミ(八重山Illicium tashiroi Maxim.
    マツブサ科 Schisandraceae  シキミ属 Illicium
 高さ10mに達する小高本。葉は枝端に3~5個束生し、披針状楕円形、長さ6~11 cm、幅2~4 cm、鋭尖頭、漸尖脚、全縁、革質、側脈は5~8対。葉柄は長さ8~17 mm。花は腋生、花被片は12~20個、長楕円形、長さ7~15 mm、雄芯は17~20個、2輪列、長さ2.7~3.2mm、花糸は長さ1.3~2 mm、葯は長さ1~1.3 mm、心皮は通常12~13個、花梗は花時長さ1~2 cm。成熟した心皮は12~13個 (時として減少して8~10個)、長さ15~17 mm、幅7~8 mm、厚さ3.5~4mm、先端には長さ2~4 mmの突起部がある。種子は褐色、長さ7~7.5mm、幅4.5~5 mm、厚さ2.5 mm。果柄は長さ12~35 mm。石垣、西表。―台湾(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)

撮影:2012.1.20 沖縄県西表島

撮影:2012.2.6 沖縄県西表島

撮影:2012.2.6 沖縄県西表島
 
撮影:2012.1.20 沖縄県西表島

 果実の形がオキナワシキミとは全く違います。

今月の花-2015.1.31-1
2015年1月31日8時50分
オキナワシキミ(沖縄樒Illicium anisatum L. var. masa-ogatae (Makino) Honda
    マツブサ科 Schisandraceae  シキミ属 Illicium
 基本種に比べ葉は一般に幅狭く倒披針形~倒卵状披針形、葉縁はやや肥厚して硬化し、側脈はやや明らかで、花被片の毛は多い点で区別されているが以上の特徴は必ずしも明らかでない。沖縄、慶良間。―固有。A. C. Smith は奄美大島産のものを上記の変種としているが筆者は奄美大島および徳之島産のものは内地型と考える(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)
撮影:2012.1.25 沖縄県国頭村

撮影:2012.1.25 沖縄県国頭村

撮影:2012.1.25 沖縄県国頭村

撮影:20068.13 沖縄県国頭村
 
撮影:2013.12.9 沖縄県国頭村

撮影:2013.12.9 沖縄県国頭村

 右側2枚の写真は、花びらの幅が広く、オキナワシキミかと思いますが、個体差と言っても良い範囲のものでしょうか?
シキミを園芸店で1鉢手に入れて、庭に植えたのですが枯れてしまいました。ここ沖縄では、オキナワシキミでないと育たないのかもしれません?

今月の花-2015.1.30-2
2015年1月30日11時50分
ツルグミ(蔓茱萸) Elaeagnus glabra Thunb.
    
グミ科 Elaeagnaceae グミ属 Elaeagnus
 高さ数米に達する常緑の藤本、幼條は蔓状に伸長し短い逆枝を有する。若枝、葉柄、葉の下面、萼筒外面などに赤銅色の鱗片を密布する。葉は互生、楕円形、長楕円形、長さ 3~10cm、 短鋭尖頭鈍端、鈍脚~円脚、側脈は4~5対で細く下面に少し突起する。葉柄は長さ 7~10mm。花は腋生、2~3個、下垂性、萼は筒状で先端に向ってややふくれ、下部は子房に漸次移行し、長さ1.5 cm位、幅 2~2.5 mm、裂片は卵状3角形で長さ約 3 mm、子房は上位、長さ 4mm位。小花梗は長さ 4~5 mm。核果は長楕円形、長さ1.2~2 cm位。各島。―日本(関東以西~九州)、南鮮、台湾、中国(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)

撮影:2013.1.25 沖縄県国頭村

撮影:2013.1.25 沖縄県国頭村
 
撮影:2016.2.8 沖縄県伊平屋島
撮影:2013.1.25 沖縄県国頭村            撮影:2011.1.1 沖縄県国頭村           撮影:2012.4.8 沖縄県国頭村
 
  私の出身地の島でも林の中にはこの植物が生えていて、果実の甘味に個体差があり、子供時代には、甘い木を求めて、林の中を駆け巡りました。ハブのいない島なので出来たことですが、最近は熟した果実に巡り会えません。
 
今月の花-2015.1.30-1
2015年1月30日11時20分
フカノキ(鱶の木) Schefflera heptaphylla (L.) Frodin
    
ウコギ科 Araliaceae  フカノキ属 Schefflera
 常緑の中高木で大きなものは高さ10~15m、直径50~80 cmに達する。樹皮は帯紫黒灰色で裂目なく、皮目は著しく隆起する。小枝は太くてあらく分岐し、折れやすい。葉は6~8個の小葉からなる掌状複葉で枝端に束生する。小葉は長楕円形、長さ15~20 cm、若木のものには往々不規則の裂刻または粗鋸歯があるが老木の葉では全縁となる。複総状の傘形花序は枝端に生じ、長さ20~30 cm、多花。花は緑白色、5弁、径 4~5 mm。 果実はやや球形、径 3~4 mm、黒褐色に熟し、種子は4~6個。各島。―日本(日向南部、大隅、薩摩南部)、台湾、南中国、印度支那、比島(バタン島)(琉球植物誌追加訂正版 初島住彦著から引用)

撮影:2013.11.20 沖縄県伊平屋島

撮影:2010.10.6 沖縄県西表島
  撮影:2013.11.20 沖縄県伊平屋島

撮影:2011.1.1 沖縄県国頭村
 
撮影::2014.2.8 沖縄県伊平屋島

撮影:2011.1.1 沖縄県国頭村
 
 園芸植物にシェフレラホンコン(ホンコンカポック)と言うのが有リ、フカノキと似ているなと思っていたのですが、今回学名を調べて同属だと判りました。こちらも観葉植物として鉢植えにしても良いかもしれませんね。


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