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今月の花-2017.5.30
ウラジノカンコノキ(裏白カンコノキ) Glochidion triandrum (Blanco) C.B.Rob.
コミカンソウ科 Phyllanthaceae カンコノキ属 Glochidion |
高さ4~5 mに達する小高木、小枝は灰褐色で有毛。葉は長楕円形または披針状長楕円形、長さ4~8 cm、幅2~3 cm、やや鈍頭または鋭頭、歪鈍脚、上面は中肋をのぞき無毛、下面は短柔毛を有し灰白色。葉柄は長さ2~3
mm。花は葉腋に束生。雌花は短毛を有し、花梗は長さ5~7 mm、萼片は6個で長さ約1 mm。室果は扁球形、3室からなり、短圧毛を有し、径5~7
mm、花柱は短円柱形。奄美、徳、沖縄、石垣、西表。―台湾、南中国~印度(琉球植物誌追加訂正版 初島佳彦著より引用)。 |
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撮影:2017.4.28 沖縄県国頭村
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撮影:2017.4.28 沖縄県国頭村 |
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_thumb.JPG) 撮影:2017.4.28 沖縄県国頭村
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撮影:2014.5.28 沖縄県名護市
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今月の花-2017.5.29
ヒメツクバネアサガオ(姫衝羽根朝顔) Petunia parviflora Juss..
ナス科 Solanaceae ツクバネアサガオ属 Petunia |
一年生(または多年生?)草本。直根性で、茎は基部で分岐し、主茎は、葉腋から多節のシュートを発生させ、房状になり、匍匐し、高さは4cm程度。葉は茎生し、シュートは腺毛を密布する。腺毛の基部は球根状で、頂部は褐色、無臭。茎は径1mm程度、円柱状、節間は3~10mm、腺毛を密生する。葉は下部でらせん状に互生、上部でやや対生する。下部では有柄、上部ではやや無柄。托葉はなく、葉柄の溝は長さ1.5mm以内。下部の葉はへら状、4~10×1.2~3mm、基部で細く、上部で丸みを帯び、全縁。中ろくは下部でのみ見られ、腺毛の球根状の下部でのみ小嚢が現出する。花は葉が総状になった頂部のシュートの葉腋に単生し、淡紫色、中心部は黄色、雌雄同花、漏斗形、径は約5mm。萼は裂片状で5個、長さ7~8mm、果実に発達しても宿存する。蒴果は卵形、長さ4.5~5mm、2裂開し、長さ0.5mm程度の卵形・長楕円形~球形をした、微細な粉質状物で覆われ、淡褐色の種子を多数入れる。花期は5~7月。アメリカ大陸原産、オーストラリア、ニュージランドにも帰化。 |
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撮影:2012.5.28 沖縄県恩納村 |
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撮影:2012.5.17 沖縄県恩納村 |
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歩道のタイルの隙間に生えていました。マツバボタンの仲間かと思っていましたが、英語名はWild Petuniaのようです。
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今月の花-2017.5.21
コナスビ(小茄子) Lysimachia japonica Thunb.
サクラソウ科 Primulaceae オカトラノオ属 Lysimachia |
全株軟毛を有する多年生草本、茎は長さ10~30cmに達しはじめ斜上するが後には倒伏する。葉は卵形~広卵形、長さ1~2.5 cm、鋭脚、狭脚、両面ともに多少毛があり下面には小捷状の腺点を密布し、側脈は細く、2~3
対、葉柄は長さ 5~10 mm。花は葉脈に単生し、花梗は長さ 2~8 (~12)mm、萼は5深裂し披針形、尾状鋭尖頭、長さ 5~7 mm、背面は多少長い腺毛を有し、花冠は黄色、径
5~7 mm、裂片は卵形で、長さ3 mm位、雄芯は長さ2 mm位、葯は長さ0.8mm位。果実は球形で径 3~5 mm、先端から5裂し、種子は黒褐色で楕円形、長さ1
mm位で網眼が著しい。各島。―日本(各地)、朝鮮、中国、マレーシア(琉球植物誌追加訂正版 初島佳彦著より引用)。 |
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撮影:2015.5.9 沖縄県東村 |
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撮影:2011.10.20 沖縄県名護市 |
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撮影:2015.3.8 沖縄県国頭村 |
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撮影:2013.3.28 沖縄県名護市 |
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畑や路傍でよく見かける植物ではあるが、鮮黄色の花を見るとついカメラを向けたくなる。
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